50代のあなたは、数年後に訪れる定年を意識しているでしょうか。
「高年齢者雇用安定法」は90年代から改正を繰り返し、
昨年は70歳まで働く機会の確保を努力義務として企業に示しました。
これを眺めると、55歳で定年になった昭和の時代から考えると
実に15年も定年が延長されるように見えますね。
でも違います。
政府は年金の支給開始時期の後ろ倒しをするために、企業に定年年齢の引き上げを求めているのです。
企業はどう対応するのでしょうか
界によって対応はマチマチでしょうけど、人口の動きを見ると、若い人は減り、高齢者が増えていくことはわかります。
私が勤める会社では、
・役職定年 55歳から
・定年 60歳
と2段階の定年が設定されています。
役職定年は、役職の職位によって年齢が異なります。
役員レベルになると、もっと高齢になります。
一般職の社員は60歳までは今まで通り働くことできます。
役職についている人たちは一旦その役職が解かれてその後5年間程度、一般職に似た形態で働きます。
私が勤める会社では、この60歳の定年後に、希望すれば再雇用をすることになっています。
これは、高年齢者雇用安定法で定められた内容に沿って運用しているからです。
これからは再雇用淘汰がはじまる!
昨今の社内の人事的な動向を見ると、再雇用は今後は希望しても必ずしも契約されない可能性があると思います。
今の再雇用社員を見ると、週に2、3回出社して、給与は現役時代の4から6割といった感じです。
これを会社側はより生産性を高めていく必要があると感じていると思います。
要するに、能力のある人はより多くの日数で契約し、そうでない人の就業日数を減らすということです。
定年を迎えるまで、正社員の一般職を人員整理することは非常に難しかったからです。
会社はこのタイミングを逃さないでしょう。
週に2回の就業では、恐らくプラスで副業をしないと、かなり厳しい生活を強いられそうです。
もし、最大就業日数を約束されたとしても、再雇用は不安定な身分です。
必ずや、副業スキルが必要になる日がくることでしょう。
副業を視野に
昭和や平成の初期であれば、どの企業も副業は原則禁止でした。
ゆえに50代の会社員にとって、副業はイマイチピンと来ないことが多いようです。
会社一筋で生きてきたあなたにとって、他の会社に所属したり、フリーとして仕事を受けるのは大変違和感があることでしょう。
少しずつ、マインドチェンジしていきましょう。
まず何をすべきか
50歳のあなたの棚卸しをしましょう。
・社外で通用しそうなスキルはなんですか。
・趣味はありますか。
・強みにしたいスキルはなんですか。
・好きな場所ってありますか。
・好きな時間はどんなときですか。
こんな項目からヒントが見つかるでしょう。
今若い世代で注目されているパラレルキャリア。
本業と副業でバランスをとりながら自己実現していくのです。
ずまっちはあなたの「副業・スキル棚卸し」について相談に乗りますよ。下記TwitterアカウントにDM頂ければと思います。
@Over50Reborn
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