「仕事が辛い」という人は実は相当多いのではないかと感じています。
今の日本では、職業は自由に選べるので、「自分で選んだ仕事が辛いのはおかしい」と言う人がいます。
本当にそうでしょうか。
それは職場/仕事との相性次第
職場というのは、入ってみないとわかりません。
仕事もやってみないとわかりません。
そういうことがないようにインターンや職業体験があるのだと思います。
思ってたのと違う仕事の内容だったり、職場の人間関係で悩んだりすると、仕事が辛くなることは誰にでもあり得ることです。
サッカー関連の仕事がしたくて、Jリーグクラブに就職したとします。
職場の上司が松木安太郎風(イメージのみ)に、曖昧な指示や、精神論で全てを片付けるような人だったらどうでしょう。
どんなに、サッカーが好きで、Jリーグに愛があっても、続けることが難しそうですね。
仕事の内容も、イメージしていたスタジアム周りの仕事とは限りません。
芝生を養生して販売する仕事や、グッズ制作のためにメーカーに入り浸りなんてこともあるかもしれません。
転職するしかないのか
しかし大抵の場合、そうしたはっきりとした自覚を感じられないことが多い。
経験が不足しているから、
我慢が足りないから、
仕事とはそういうものだから、
そういった言葉も頭の中で響くことでしょう。
だから、なんか辛いな、、というときに「転職する」という選択肢はかなりハードルが高くなります。
逆に、はっきりと「合わない」と自覚できるのであれば、それはとても素晴らしいこと。
転職するという選択肢が明確になることでしょう。
辛さをどうするか
明確に合わない、、と思えないのに辛い。
そうした場合には、あなたはどうすればいいのでしょうか。
私の経験から言うと、それは仕事に原因があるのではないことが多い、ということです。
え?仕事に行くのが辛いのに、仕事に原因がない???
と思われたかもしれません。
実はいつも元気で前向きに働いている人のことを考えてください。
彼らは、仕事と相性がよくて、職場にも馴染んでいるから元気で前向きなのでしょうか。
違うと思います。
それは、多くの場合、彼ら自身が心身ともに「整っている」のです。
まず「自分を整えること」が大事
私自身、30代前半(今は50代前半)のころ、開発部門から企画部門に希望して異動しました。
ところが、企画部門ではソリの合わない先輩たちとのやりとりに疲弊して、心身ともにダウンした経験があります。
その当時は、何をどう話したらうまく仕事が進められるのか。
上司は何を考えて私に指示をしているのか。
よく考えられなくなりました。
自分で希望した職場だったので、なんとか自分の力で打開しようと必死でした。
しかし、1年半くらい奮闘して、結果的に不眠症になり、再び元の部署に戻ることになりました。
今、20年前を振り返って思うことは、生活、特に食生活を整え、残業を抑えることに注力していれば、ということです。
たしかに、職場での人間関係は複雑かつ怪奇(当時の私には)なものでした。
でも、心身がもっと元気であれば、受け流せたことや、もっと考え抜くことができたと感じています。
嫌なことも、嫌な人との会話も受け入れられたと思うのです。
30代のころは、帰宅前に居酒屋に寄ったり、駅前の屋台ラーメンに寄ったりしてて体重も今より15キロほど太っていました。
糖質過多な食生活をしていて、ランチでは毎日白米おかわりしてました。
仕事の全ての嫌なことを避けることはできません。
むしろ、それを受け入れる自分を整える必要があったんだ、と気づきました。
もしあなたが今、仕事で悩み、もしかしてプライベートでも悩みを抱えているのなら、まずはあなたを整えることです。
あなたの「整え」について相談に乗ります。下記TwitterアカウントにDM頂ければと思います。
@Over50Reborn
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