プロフィールでご紹介しているように私は30代で心身の不調に見舞われました。
そのとき受診した名医から受けた指導の内容が私を変えました。
さらに勉強して得た知識にもとづいて20年近く実践してきました。
現在は元気に超大企業の管理職をして10年近くになります。
今回は、私が実践している2つのことについて皆さんに紹介をさせていただきます。
副業と本業で睡眠時間が3時間に
私は、30代の頃、会社勤めをしながら、かなり本格的に副業に時間を費やしていました。
副業の内容は、とあるマイナースポーツの情報サイトの運営です。
収入はこのスポーツ施設の広告と物販で月商50万程度までになっていました。
会社も設立し、定時後は広告主との打ち合わせや、物販の梱包・発送などをする毎日でした。
本業の方でも自分で望んだ異動直後で、それなりにストレスのかかる日々でした。
そのころは睡眠は3時間程度になっていました。
本業・副業の多忙な状況で高いストレスを感じていた私は食生活が壊れていきました。
とにかく糖質の過剰摂取になりました。
大きな袋に入った甘ーいアメを1時間で食べきったり、白飯を大量に食べたり、食前にケーキを食べたり、糖質に浸かっているような生活でした。
30代で崩壊した心と体
脳が甘い物を欲するままに食べると、セロトニンなどが分泌されて頭がすっきりした気分になります。
こういう場合に体の中でどういうことが起こっているか。
体の中に糖質が大量に入ることで血糖値がガーンと上がります。
すると、血糖値を下げようと少し遅れてインスリンがドーンと血中に出てくる。
そのときインスリンが多く出すぎて、血糖値がガーンと下がります。
そうすると血糖値を維持しようとドーパミンを分泌して、こんどは血糖値を上げようとするのです。
こういう血糖値の乱高下と、それに伴う大量のホルモン分泌が脳によくないといわれています。
ホルモンが分泌されなくなったり、ホルモンの作用が弱まってしまうのです。
すると、精神的に不安定になってしまうというメカニズムなのです。
セロトニンなどのホルモン量がメンタルに影響を及ぼすことはよく知られていますが、ドーパミンなどの意欲に関わるホルモンなどの作用と分泌の異常が、心に影響することは容易に想像できますね。
仕事の能率が悪くなりました。
考えがまとまらなくなり、時には思考が混濁するような症状に悩まされるようになりました。
整理できなくなってグルグル同じことを何度も考えたり、上司に指摘された内容が的確に理解できなくなりました。
アメをなめたり、甘いアイスコーヒーを飲んだりして、頭をすっきりさせようとしますが、状況は悪化していきました。
そこで、なんかおかしい、と思った私は「行列のできる名医」というテレビに出ていたお医者さんに相談しようと思い立つのです。
糖代謝異常から脱出して頭がすっきり
糖負荷試験というブドウ糖を飲んで血糖値のうごきをみる検査を受けました。
その結果、糖代謝異常になっているという診断を受けました。
インスリン が正常に分泌されずに血糖値が異常に上がる病気です。
とにかく糖質を避けることを指導されました。
さらに食事指導を受け、3ヶ月ほどかけて低糖質・高タンパク・高脂質の食事に切り替えました。
するとどうでしょう、イライラや不安が嘘のように消えてなくなり、考えもすっきりしてじっくりと長く考えたり、安定した日々を過ごせるようになりました。
こまかい部分までていねいに仕事を仕上げるとか、相手の要望をしっかり聞いて対応するとか、苦手だったんですね。
あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ、と落ち着いてひとつのことに集中できなかったんです。
糖質をカットすることで、頭がすっきりして、仕事の結果が出るようになりました。
食生活の切り替えはカロリー維持がポイント
糖代謝異常から抜け出す方法について結論を言います。
この2つをこの順番で導入していきます。
まず食事の改善。
病院の先生と栄養士の方からは厳しい栄養指導を受けました。
意識を変えることが重要だと考えてくれたんだと思います。
何を食べたのかを報告すると、栄養の先生からダメ出しをされます。
実のところ、受診する前にも糖質を減らす必要があるのではうすうす感じていました。
そこで朝は味噌汁、昼はコンビニのサラダ、夜はご飯少なめにしていました。
栄養の先生からは、全てダメだと言われました。
低糖質食への切り替えで一番大事なことは、トータルのカロリーが下がらないようにすることです。
糖質を減らすには、炭水化物を減らす必要があります。
自分の食生活を見ると、この炭水化物でお腹をふくらませていたのがよくわかる。
炭水化物を減らそうとすると、食べられるメニューが限られてきます。
満足感も得られにくいんですね。
ご飯やパンはゼロにする。その代わり、お肉やお魚、サラダを1.5倍にする。
私の場合は、ちょくちょく食べてしまう間食については、全て「ナッツに変えろ」という指導を受けました。
口寂しいときの対処は、ナッツを食べる、ことで乗り切りましょう。
何を食べればいいの?と悩んだ時
先ほど、「お肉やお魚、サラダを1.5倍にする」と書きました。
しかし、やってみるとわかりますが、これを365日、1日3食で実践するのはとても大変です。
私の場合、出社する時は、会社の食堂が充実しているので、定食系を頼めば大体問題ありません。
白飯は麦飯に変えてもらい、納豆ご飯にして3分の1くらいだけ食べています。
一方で、在宅勤務だと自由度が高くなりますが、毎日自炊で準備するのは家族に申し訳ないし、自分でやるのもかなりメンドウです。
コンビニに買い出しに行く手がありますが、パンやご飯の選択肢を外した時、食事として選べるものって少ないんです。
レジ横のスナック(チキン)か、糖質ゼロのカニカマバー、チキンバーくらいでしょうか。
毎日コンビニのみは厳しいですね。
そこで我が家がめいっぱい活用しているのが、このブログにアフィリエイトを貼らしていただいているnoshという冷凍弁当のデリバリーサービスです。
糖質制限プログラム「NOSH – ナッシュ」うちでは、3週間に1回のペースで10食配達するようにお願いしています。
メニューの指定や、配達ペースは全てWebサイトで都度修正できるので便利です。
毎日ではないにしても、家族がいるので3週間で10食のペースで糖質30g、塩分2.5g以下の食事が定期的に届けられるので、本当に便利です。
正しく糖質制限を続けることは、メニューや食材に関する糖質量の知識不足もあって、実はとても難しいものです。
そこを補完してくれるこのサービスはこの後もどんどん伸びるのではないか、と考えています。
さらに元気になるために
そしてプロテイン とサプリの服用。
藤川徳美著「うつ消しごはん」では、タンパク質が心の健康に重要であると紹介しています。
タンパク質は脳内で神経細胞と神経細胞の間の情報伝達を担う神経伝達物質の原料になっているからです。
心を落ち着かせるセロトニン、喜びを感じさせるドーパミンなどもタンパク質が足りないと十分につくられないからです。
タンパク質というと、お肉やプロテイン を想像します。
肉体強化ばかりに目がいきますが、実は心の強化にもとても大事な栄養なんです。
消化器そのものや、消化酵素もタンパク質でできています。
一度タンパク質不足になると、悪循環になってしまいます。
お肉がたくさん食べられない、という場合には、プロテイン を使うといいようです。
藤川徳美著「うつ消しごはん」では、ビーレジェンドプロテイン を紹介していますが、人工甘味料を使用しているので、私は「ホエイプロテイン 無添加 ナチュラル」をオススメします。
タンパク質を増やして、心身の好調を維持するために大切なポイントです。
この「うつ消しごはん」では、実はもっと大事なことが主題になっています。
体内での代謝を加速させる「ATPブーストセット」と呼ぶサプリのセットを服用を勧めています。
ATPは、生きるための「エネルギー通貨」と紹介されているもので、人間が生活を営む上でのエネルギーになるものです。
ATPをブーストさせる触媒として、各種のビタミンを摂取せよ、それもたっぷりと摂取せよ、というのが藤川先生が言っていることです。
具体的には、ビタミンB、C、E、さらに女性には鉄です。
私は、プロテイン 20g に上記のブーストセットをなるべく摂取しています。
まずは、食生活の改善をすませてから、プロテイン +サプリ補強へと進むのがよいかと思います。
最後に、私が使用しているプロテイン とビタミンサプリのアフィリエイトリンクを貼っておきます。
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