サウナで体がととのう、は本当か

トレーニング

マンガやドラマで「サ道」が評判になっていますね。

あの独特のイメージがあるサウナ。

みんなで同じウエアを着て、なんだか雑魚寝したり、汗だらだらで大勢でひとつに部屋に座っています。

ただ、今はサウナ新時代と言われていて、サウナによって現代人の様々なコンディショニングの問題を解決できる!という話になっているのです。

これまで食事でととえることを考えてきたが、サウナについても考えてみましょう。

先入観ではサウナはNG

私が持っていたサウナのイメージは、むしろ「体に悪い」「負担がかかる」というものでした。

単純に考えて、暑いサウナは体にとってストレスでしかありません。

心拍数が上がり、体温が上がり、5分以上入っているのが難しい環境です。

しかもそのあとすぐに水風呂に入るというのです。

心臓にかかる負担はいかばかりでしょうか。

そうした高負荷のサウナに入る理由がわかりません。

サウナ後のビールがおいしいとか、食事がおいしいとか。

そういうことのために一旦体に負荷をかけているのだとしたら、全く取り入れられない話だと感じていました。

まずはお勉強

まずはお医者さんが書いたというこの本を読んでみました。

サウナで仕事のパフォーマンスが上がる

正しいサウナの入り方

サウナがなぜいいのか

目的別サウナの入り方

この本で言われている基本的な入り方は、

  サウナ5分→水風呂2分→外気浴 これを3、4セット

というものです。

この入り方で得られる効用をざっくり要約すると、熱いサウナで血圧を上げ、水風呂でさらに上げ、その後の外気浴で元に戻す。

自律神経も熱いサウナで交感神経が上がり、水風呂でさらに上がり、外気浴で副交感神経に移っていく。

こういう体内の変化を、サウナと水風呂を使って短時間に急激に引き起こすことで、体が衝撃を受け、様々な老廃物が増えた血流で流されたり、頭の働きを鈍くする雑念たちも洗い流してくれる、ということのようです。

様々な検証データを用いて、上記の理由づけをしてくれていますので、是非上記の書籍を手にとってみてください。

実際にやってみた

この本で「最強のサウナ」として紹介される「フィンランド式サウナ」が自宅からすぐのところにあることがわかりました。

早速、平日の午後に行ってきました。

タオルや館内着のレンタルセットで1200円。

うーん、週一回行くのが限界の値段(思ったより高い)ですね。

まずは普通に体を洗っていきます。

本によると、サウナ→水風呂→外気浴の1セットは出来る限りスムースに流れることがいいらしい。

あらかじめ、この導線を確認しておきます。

そこは、サウナと水風呂が隣にありますが、露天風呂のある外気浴エリアは10mほど離れているので、そこをスタスタ歩くことにしました。

1セット目は、様子もわからず、かつやや緊張気味だったので、サウナにはいる前に体をきっちりとふかずに入ってしまいます。

入ってから気付きましたが、ふかずに入ってしまうと、汗が出づらくなるそうです。

1セット目の外気浴は、寝そべるところが埋まっていて、普通に座りました。

ただ、そこで早速、血流が整っていくのを感じました。

イメージかもしれませんが、頭の血流をツルツル感じられるような気がします。

一旦、水分補給をしてから2セット目。

私はサウナよりも水風呂が苦手。

2分も入っていられません。

なんとかこらえて外気浴へ。

寝そべるエリアが空いていたので、そこでゆっくり横になります。

少し体のだるさを感じました。

眠気というか心地よいだるさですね。

3セット目にはいると、水風呂にも慣れてきます。

ただ、外気浴中には体内が混乱しているようなクラクラするような状態になりました。

そりゃそうです。

心拍数も外気浴中に元に戻しますが、サウナではおよそ倍になってましたから。

上記の本によると、サウナに入っている時は、体の表面の血流が上がり、中心部の血流が減る。

水風呂にはいると、逆になるそうで、その時に中心部にどっと血流が増えた時に脳内にも血流が入ると。

そうした血流の変化が、様々な効用をもたらしてくれるのだそうです。

結論

帰宅後、とても心地よい疲労感というか、充実感がありました。

私の場合、本に書いてあるような覚醒した感じよりも、少し眠気を感じました。

そして、この感じは、スポーツをした後に似ていると感じました。

ただ、脳内のスッキリ感はサウナの方が得られているような気もします。

今後も、週に1回はサウナに通ってみたい、と考えています。

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